ヴィンテージやアンティークに興味を持ち始めると、必ずどこかで見かけるピクニックバスケット。
キャンプサイトにひとつ置いておくだけで雰囲気が良くなるので、ヴィンテージ初心者の方にもおすすめなんです。
そこで今回はGARAMPでも人気の「ヴィンテージピクニックバスケット」の魅力と、おすすめの選び方について書いていこうと思います。
ヴィンテージピクニックバスケットの魅力
やはりヴィンテージピクニックバスケット最大の魅力は「時代を感じさせる風合い」です。
安くて丈夫な現在のバスケットと比べると利便性は劣るかもしれませんが、長い年月をかけて生まれた独特な風合いだけは、どれだけお金をかけても再現することはできません。
また木、竹、藤など当時の自然素材が使われているため、同じように見えてどれも表情が異なるところも個人的にはたまらないです。正直何個もほしくなってしまいます。
バスケットの4大ブランド
バスケットをお探しのお客様から「どんなブランドがあるんですか?」と質問をいただくことが多いので、ヴィンテージピクニックバスケットを買うときに知っておくと役立つ4大ブランドをご紹介します。
それぞれの特徴やデザインもまとめたので、購入を検討されている方はぜひ参考にしてください。
1. REDMON(レッドモン)
ヴィンテージバスケットの代表格ともいえる、REDMON社のヴィンテージバスケット。
100年以上続くヴィンテージバスケットの老舗ブランドでありながら、なんと現在もアメリカにある会社です。熱烈なファンの方も多く、古き良きアメリカのレトロな雰囲気がたまりません。
黒のインクで刻印されたロゴもステッカーとは違うかっこよさがありますね。
オプションとして中に収納できるテーブル(パイシェルフ)が付いたバスケットもあります。
テーブルとしてはもちろん、キャンプの荷物を入れるときの仕切りとしても使うことができて便利です。
レッドモンは画像のチェック柄デザインが私のおすすめですが、定番のオレンジがかったブラウンカラーのバスケットも人気です。
2. Burlington Hawkeye(バーリントン ホークアイ)
こちらもレッドモン社と同じく100年以上の歴史を持つ、Burlington社のHawkeyeです。
こちらもファンの多いブランドですが、中でも人気なのがグリーンカラーのバスケット。GARAMPでも入荷直後に売り切れてしまうことが多いです。
『Hawkeye』のステッカーもいくつかデザインがありますが、どれも本当にかっこいいです。
またホークアイのバスケットには、縁に引っ掛けることで2段に分けられる仕切りがついたものもあるので、背の低いキャンプギアをたくさん収納したい方にはおすすめです。
レッドモンのテーブルほどではありませんが、簡易的な台として使うことも可能なので、このバスケットひとつでデイキャンプなんかも良いですね。
3. RED-MAN(レッドマン)
REDMON社と似ていますが、こちらはRED-MANのヴィンテージピクニックバスケット。
※正直なところRED-MAN(レッドマン)のバスケットについては情報が少なく、REDMON社のラインナップのひとつという情報もあります…。
こちらも確実なデータがあるわけではないのですが、レッドマンのバスケットはサイズの大きい個体が多い気がします。
また茶系のシンプルなカラーが多く、バスケットの中に貼ってあるステッカーもアメリカンな雰囲気で素敵です。
4. Caro-nan(カロナンバスケット)
こちらは上記の3ブランドとは違って、ころんと可愛い小さなバスケット。
GARAMPでも「こんなに小さいとは思ってなかった!」と言われるくらいコンパクトです。
しかし実際に使ってみると意外と便利で、コーヒーセットや食器類などをコンパクトにまとめてくれますし、何よりこのサイズ感がレトロでたまらなく可愛い…!
また裏地がキルティング生地で柔らかめなので、壊れやすいものを持ち運ぶときにも重宝します。私はこれにカメラを入れて持っていきますが、本当にジャストサイズで丁度いいんです。
蓋を開くと製作者の”Caro nan”さんの直筆サインが。書かれている場所や言葉はそれぞれです。
バスケットの側面に描かれたイラストも全て手描きで、同じものはひとつとしてありません。いろいろなテーマを持って描かれたイラストなのですが、外国の街並みがぐるっと一周ペイントされたトラベルデザインが人気です。
蓋上部には国や地名、キャラクターやイラスト、メッセージなどの、ヴィンテージシールがふんだんに貼られています。またUSAコインのペニー貨も貼られていて、これによってバスケットの製造年も確認できます。
内側のキルティング生地のデザインも様々なので、バスケットのイラストとキルティング地、両方とも気に入ったデザインがあれば運命です。
4大ブランドのバスケットはGARAMPのオンラインショップでも販売していますので、お近くに店舗がない方は是非ご利用ください。
バスケットを選ぶときのポイント
ヴィンテージピクニックバスケットは高価なものが多いので、買うときに失敗しないための選び方や基準をご紹介します。
バスケットを選ぶときの6ポイント
- 色・デザイン
- サイズ・形
- 状態
- 蓋の開き方
- 持ち手
- オプション
1. 色・デザイン
まずはヴィンテージバスケット最大の魅力でもある、風合いやデザインです。
特にカラーは豊富なので、ナチュラルなブラウンやベージュはもちろん、赤みがかったオレンジやレッド、人気のグリーンなど、ご自身の好みやキャンプサイトに合ったバスケットを探してみてください。
同じカラーのバスケットでも編み目の模様が若干違ったりするので、これだ!と思ったときが買いどきかもしれません。
2. サイズ・形
ヴィンテージのバスケットはサイズも形もバラバラです。
入れたいものに合わせて選んでも良いですし、持ち運びやスタッキングを考えて選んでも良いと思います。
形も長方形や正方形、台形に近いものなど、いくつか種類があるので、その辺も踏まえてチョイスしたいですね。
3. 状態
ヴィンテージのピクニックバスケットは何十年も昔から使われてきたものなので、傷や汚れなどが多少なりともあります。
それが良さでもあるのですが、傷は許せるけど汚れはちょっと…といったように、人によって気になるポイントは異なりますよね。
そのため買ってから後悔しないように、見た目だけでなく状態も吟味してから購入することをおすすめします。
4. 蓋の開き方
少しマニアックなポイントですが、バスケットの蓋には「手前から奥に開くタイプ」と「左から右に開くタイプ」があります。
手前から奥に開くタイプはパカっと全面開くので荷物の出し入れがしやすく、左から右に開くタイプは閉じている片方の天板に物を乗せたまま開閉ができます。
これは実際にさわってみないと想像しにくいかもしれませんが、意外と使い勝手が変わってくるポイントです。
5. 持ち手
バスケットの持ち手の素材はメタルのものと木製のものがあります。
メタルの持ち手は傷がつくと塗装が剥げますが、それも良い風合いですし、何より丈夫なので実用的です。
木製の持ち手はメタルと比べると折れる心配がありますが、よほどの負荷をかけない限り大丈夫ですし、バスケットのナチュラルな雰囲気が感じられます。
持ち手に関しては好みですので、お好きな方を選んでもらえば大丈夫です。
6. オプション
ヴィンテージのバスケットには個体によってオプション(おまけのようなもの)がついている場合があります。
例えば先ほどブランド紹介のところで載せたようなテーブルや仕切り、またプラスチックのカラフルな食器なども多いです。
ちなみにバスケットの仕切りは「パイシェルフ」と呼ばれ、ピクニックに行くときにパイが潰れないように当時は使われていたそうです。
なくても困ることはないですが、なかなか実用的なので条件のひとつに加えても良いかもしれません。
まとめ
今回はヴィンテージのピクニックバスケットの魅力・ブランド・選び方を紹介させていただきました!
最後に大事なポイントをまとめておきます。
ヴィンテージバスケットの4大ブランド
- REDMON(レッドモン)
- Burlington Hawkeye(バーリントン ホークアイ)
- RED-MAN(レッドマン)
- Caro-nan(カロナン)
バスケットを選ぶときの6ポイント
- 色・デザイン
- サイズ・形
- 状態
- 蓋の開き方
- 持ち手
- オプション
キャンプやピクニックはもちろん、インテリアとしても素敵に活躍してくれる、ヴィンテージのピクニックバスケット。
ヴィンテージやアンティークを少しずつ集めていきたいという方にもピッタリの道具なので、ご自身の好みに合ったバスケットを探してみてくださいね。
私たちのお店「GARAMP」でも常時販売していますので、インスタやメールからお気軽にお問い合わせください!